ふんわり王子と甘い恋♡
目的がある以上、いないなら捜すしかない。
まずは1番可能性のありそうなパネル係に向かってみることにした。
上がってきた階段を、今度は1階の講堂まで下りていく。
教室にいないせいで拍子抜けした緊張は、講堂に近付くにつれまた体中を駆け巡るようで……
いるか、いないか、
講堂に入る最初の一歩は、足が震えた。
「……」
「……、」
まさか。
入ってすぐ横の壁に、フワリくんがもたれて座っているとは、想像できるはずがない。
いきなり、……いるん、ですね。