忘れたとは言わせない。〜エリートドクターと再会したら、溺愛が始まりました〜



「……俺の一生をかけて、お前を幸せにする」


「天音……」


「唯香だけを愛してる」




私の手の甲にそっとキスをして、そして柔らかく微笑んだ。


式ではなく、控室で二人きりの時にそう言葉をくれるのがとても嬉しくて。


今日も王子様そのもののその振る舞いに、私は淡く頬を染めつつその目を見つめ返して笑った。






「天音」


「ん?」


「私も、天音だけを愛してます」




End.


< 86 / 86 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:272

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

年上幼馴染の一途な執着愛

総文字数/102,489

恋愛(純愛)154ページ

表紙を見る
僕と一緒に、楽園へ行こう。

総文字数/8,712

ミステリー・サスペンス9ページ

表紙を見る
その狂愛からは、逃れられない。

総文字数/11,258

恋愛(その他)20ページ

表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop