アクセサリーは婚約指輪だけ
惠美里は感謝しながら、色々質問したり、お店の人と会話を楽しんでいる。淹れてきてくれた2種類の煎茶についても、淹れる温度やあうお菓子、どの組み合わせが良いか?など熱心に聞いている。そして、俺も会話に入れるように味の感想を聞いてきたり、惠美里のお茶を勧めたりして、穏やかな時間だった。

ティラミス用に淹れてくれたお茶ではなく、その後試飲した、口に含んだ最初は苦くて、まろやかな後味になるお茶を惠美里は3袋購入した。
俺は気付いたよ、ティラミスのお茶も美味しかったけれど、買っていたこのお茶を俺は気に入っていた。それぞれのお茶一口目を飲んだ俺の顔を惠美里見ていた。もちろん惠美里自身も気に入ったのだろうけれど、俺の表情を見逃さず買ってくれたことが嬉しい。
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