ハーフな俺。後編(完結)
マリアが立ち去ってから、しばらくして屋上のドアが開く音がしたが、
俺は動かずにその場でじっと座っていた。
足音が近づいてきて、
「ほらっ」
声と共に、俺のほうに差し出された缶コーヒー。
「屋上は寒いねぇ。
ほらっ、これ温かいからよっ。」
陸の差し出すコーヒーを受け取る俺。
そのまま俺の横に腰掛ける陸。
「陸・・・
俺またやっちまったかも・・・・」
そう言った俺に
「だなっ。」
と言って、笑う陸。