ハーフな俺。後編(完結)
それから、どれくらい時間が経ったんだろう。
その間、俺は母親のこと恨んでたんじゃなかった、
ただ母親が大好きだったんだって気づいて
涙が流れ出てきた。
ただ、恋しかったんだって、そう思い出したんだ。
「ルイ、良く来てくれたね。
前に、夫から高校生くらいの子がアメリカから訪ねて来たって、
聞いたときは、すぐにあなただって分かって、
心臓が飛び出るくらいビックリして、嬉しかった。
またあなたが、来てくれることを待っていたの。
さぁ、お入りなさい。」
そう促され、俺は部屋に上がった。