もう一度君に恋をする
自分のことを何も知らない高校に来たつもりだったけど
中学の時の噂って広まるんだね
そう思いながら、ボーっとしてると隣の席の男の子が
私の机をトントンっと叩いたようで私はその音で我に返った
「入学早々、私の授業でボーっとしていてるなんて
どういうことかしら」
「理由は特にないです・・・・はい」
「本当に癪に障る子ね・・・・・まずいいわ
教科書にある問4の問題を前に出て解いてごらんなさい」
中学の時からの私の問題児っぷりはこの高校の先生は
よく知っているようだ
「出来ました」
「戻っていいわよ」
問題児でありながらも勉強自体はそんなに嫌いではなく
テストは常に上位をキープしていた
だから、このレベルは話を聞いていなくても大抵は解ける