ウソツキハート



荒々しい愛撫や、優しいキス。



あたしの首筋につけられた、紫色のあらたのシルシ。



2度3度…回数を重ねる度に、どうして好きになってしまうんだろう。



あたしは、オモチャで都合のいいときだけ、あらたに弄ばれるというのに。


拒みたい。もっともっと好きになってしまうから。



でも拒んで嫌われてしまったら?



それがなにより、怖い。



きっとあらたは別な子を見つけるだろう。



いや…もうすでに、いるのかもしれない。



もしかしたら、本命の彼女だって…。



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