一途なハイスペック御曹司はお姫さまに夢中。
「ええっ!いつ!?」
「しーっ!声小さめにして。同じ大学の子を好きになったから別れてほしいって言われて……」
驚きのあまり大きな声が出た佑衣ちゃんは、悲しそうな顔で声を潜めた。
「そっかぁー、長い付き合いだからそのまま結婚するのかと思ってたよ。昔から真姫ちゃん早く結婚したいって言ってたから……」
そう、佑衣ちゃんには彼氏が出来る前から結婚願望があることを伝えていたんだ。
「今回は残念だったけど……真姫ちゃんならきっと素敵な人が見つかるよ!元気出して!また美味しいもの食べに行こっ!」
「うん、ありがとう」
佑衣ちゃんが精一杯励ましてくれたおかげで、少し気持ちが楽になった。
やっぱり持つべきものは友達だよね。