一途なハイスペック御曹司はお姫さまに夢中。
「別れたばかりだからまだ考えられないかもしれないけど、俺と付き合うことも視野に入れておいてくれ」
「は、はい!」
共通の趣味があるのは分かったけど、まだまだ彼のことは知らないからこれから色々知りたいと思う。
……ところで天野さん、なんで段々と近づいてくるんですか!?
後退りしようと思った時にはすでに遅くて、顎を片手で軽く持ち上げられて目線が合った。
ひええ!遠くから眺めてるだけで十分な超絶美形フェイスが目の前にある!!
どうしよう、ドキドキが止まらない。なんとか正気を保ってよ私!
ジリジリと距離を詰められ、軽くパニックになってる私をよそに天野さんは低くて心地良い声で、甘いコトバを伝えてくる。