ボロ姫と王子様
STEP 1.

お姫様からボロ姫へ


「珍しいわね。遅れてる」


私は、白城 蘭
日本中のお金持ちや有名企業の令嬢が通う
一ノ宮学園に通う高校2年生


私の親も白城コーポレーションという
日本ではかなり名の知れた会社


そして、今はいつもなら必ず
到着しているはずの迎えの車が来ない。


「あら、蘭さん珍しくお待ちになってるの?」


同じクラスの野々宮 真子だ。


「そうなの。困っちゃうわね」


めんどくさい女子校の世界では
話し方までもがめんどくさい。


「早く来てくれるといいのだけど。
では、ごきげんよう」


「ごきげんよう」
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