甘えたがりの4時起きちゃん
「いーじゃん、いずれ使っていくうちに崩れちゃうんだから!!
それに、すぅちゃんに抱きついてすぅちゃんの匂いかぐほうが大切!!」
本当にすぅちゃんはいい匂いするんだ、美人だしいい匂いするし、
世界中探してもこんなにいい親友いないと思う!!
「すぅちゃん大好きぃ〜」
「はいはい、私も美雨大好きだよ、でもここ道のど真ん中だからもう抱きつくの終わりね」
むぅーー。もっと抱きつきたかったのに。
でも、すぅちゃんに大好きって言われた事が嬉しくて、渋々離れる。
「じゃあさ、すぅちゃん」
「んー?」
「入学式終わったら、一緒に遊ぼー?」
…ダメかな。
私より少し背の高いすぅちゃんを見上げて、手を合わせてお願いしたら。
「あーもう。いいよ、でもその代わり私の家しか行けないかも」
「やったぁ!!すぅちゃんママにも会える??」
「うん、会えるよ」
すぅちゃんは、すぅちゃんママに似て美人。
だからすぅちゃんママもめちゃくちゃ美人なんだ。
私が着ても似合わないような大人っぽい服も上手に着こなしてて、本当に羨ましい。
顔も美人なのにその上優しくて、すぅちゃん親子ほど完璧な人いないっ!!