【完】クールなきみは、ときどき甘い。〜琉架ver〜
美伊を呼ぼうと、教室を覗くと、
一際目立つ可愛い女の子と、長身で黒髪の美少年の姿が目に入ってきた。
一際目立つ可愛い女の子は、俺の彼女の美伊だ。
そして、長身で黒髪の美少年は、
確か、巫 咲良(カンナギ サクラ)。
学年一のイケメンであり、ついでに
学年二位の秀才だったりする。
因みに一位は俺。
なに美伊と話してんだよ。
イライラがおさまらない。
教室に、入っていく。
案の定、『え、琉架様じゃない!?』と教室は煩くなる。
でも、それどころじゃねーから無視。