約束の指にキスして。
『え!高いの!?』

『高いよそりゃぁ~。自分のオリジナルデザイン作ってくれんだもん。ってかかなり貴重だよ、この指輪。』

百合ちゃんがしげしげと見つめるピンキーリング。

『…桔平がデザインしてくれたのかも知れない。』

『え??』

携帯の時刻をみる。
2時45分。
匡ちゃんが来るまで、まだ時間がある…
アタシは、カバンをとって立ち上がった。

『ちょっと。ちょっと待ちなさいよ、瑛梨!!』

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