前世の恋を今世では。

これから、簡単な自己紹介が始まる。

同期は4人。

綺麗系な女の子と、醤油顔イケメン、塩顔イケメン、そして私。

なんか場違い感が満載。


私、身長低いし、ダントツに可愛い!ってわけじゃないのに_。


なんか落ち込む。





自己紹介が始まった。

「南木杞紗(MinakiKisa)です。よろしくお願いします。」

綺麗系女の子の名前は南木杞紗さんだ。

「城阪雨依です。よろしくお願いします。」

よし!噛まずに言えた!


「中村夏輝(NakamuraNatuki)です。よろしくお願いしますっ。」

醤油顔さんは中村夏輝君。

「小泉(Koizumi)晴陽です。よろしくお願いします。」

晴陽って?もしかして_?

「はい、こん感じで男女二人ずつ計四人に入って貰いました。
  よろしくお願いしますね。」

部長はそう言って、自分の席に戻っていった。

私たちも席に戻って、先輩方に教えてもらいながら仕事を進めていった。

覚えなきゃいけない事だらけなのに、頭の中はずっと晴陽のことだらけだった。


< 3 / 6 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop