前世の恋を今世では。
これから、簡単な自己紹介が始まる。
同期は4人。
綺麗系な女の子と、醤油顔イケメン、塩顔イケメン、そして私。
なんか場違い感が満載。
私、身長低いし、ダントツに可愛い!ってわけじゃないのに_。
なんか落ち込む。
自己紹介が始まった。
「南木杞紗(MinakiKisa)です。よろしくお願いします。」
綺麗系女の子の名前は南木杞紗さんだ。
「城阪雨依です。よろしくお願いします。」
よし!噛まずに言えた!
「中村夏輝(NakamuraNatuki)です。よろしくお願いしますっ。」
醤油顔さんは中村夏輝君。
「小泉(Koizumi)晴陽です。よろしくお願いします。」
晴陽って?もしかして_?
「はい、こん感じで男女二人ずつ計四人に入って貰いました。
よろしくお願いしますね。」
部長はそう言って、自分の席に戻っていった。
私たちも席に戻って、先輩方に教えてもらいながら仕事を進めていった。
覚えなきゃいけない事だらけなのに、頭の中はずっと晴陽のことだらけだった。