月夜に笑った悪魔 (番外編)


そんな、こっちからさらに敵に近づくなんて……。
岳にはなにか考えがあるんだろうか。



「もちろんおまえに拒否権はねぇから。断れば今ここで殺す」


岳は男性の頭に強く銃口を押し付け。
男性は「……わかった」と震える声で返事。



緊張感が漂って、私は岳になにも聞ける状態ではなく。
男性が案内をし出すから、そのあとについて行った。



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