キミに溺れる。〜ピンク髪の先輩と派手色な恋を〜

後に残るのは、周りのざわめき。


「青柳先輩が笑った」

「……カッコイイ」

「ていうか、サオ……青柳先輩とどういう関係なの?」

「わかんない……」


たぶん、言葉にするとそれほど大した関係じゃない。

日南先輩の友達。
……それ以上でもそれ以下でもない。


でも、青柳先輩に認められるのは、日南先輩の隣にいていいよって言われているみたいで嬉しい。





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