優しく残忍な人。
最終章
一さんと暮らし始めて数日、

私は新発見をした。

一さんは毎朝すごい寝癖ができる。

爆発したかのような

その頭に私は

笑いを堪えられない。

「っふふ・・・。」

「そう笑うな。」

恥ずかしそうな一さん。

そんな姿を見れるのも

嬉しく感じてしまう。

そして熱いものが苦手。

「お茶をどうぞ。」
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