わけあって、双子の幼なじみと溺甘ルームシェア…♡
ついに、苺花の幻覚まで見えるようになってしまったのかと、一瞬焦った。


しかし目を凝らすと、どうやらそれは幻覚ではないことに気づいた。


なぜなら、俺が苺花の姿を見間違えるはずがないから。


しかも、隣にいるのは…あのサッカー部の先輩じゃねぇか?


…嫌な予感がした。


『大輝先輩』と呼んで、苺花は仲よさそうにしているが、俺はその大輝先輩が気に食わない。
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