Re:habilitation study ~鬼指導教官にやられっぱなし?!

『え~っ?!』

「業務提携先は、高山市内の急性期病院だからな。」


まさかの岡崎先生の、職場異動の事後報告。
嬉しい事後報告。

急性期病院は高山にひとつしかない
多分、あたしも知っている病院。
もしそこの病院ならば、確かハンドセラピィをやっていなかったから
本当に新たにということになるんだろう

実力が伴わなければ、新規開拓なんでまず無理
やっぱりこの人は凄い人なんだと痛感する


「だから、真緒のお父さんにはこれから新しく書く婚姻届に改めて保証人署名してもらおう。一緒にお願いをしよう。」

『・・・それなら・・・』

「ダメか?それじゃ・・・」

『いいえ。松本にいる岡崎先生のお父さんのところにも一緒に行きましょう。息子さんに私をもらって頂いてもいいですか?ってお願いしてあげますよ!』

「そうだな。私をもらって・・・という文言、すごくグッとくるな~。その時に結婚式の時期も相談しようか。」


そんな凄い人と、これからのふたりの未来を具体的に“一緒に”を相談できるなんて
この数か月は思いもよらなかった・・・


『やっぱり夢かな~、こんなにあたしに都合のいいことが続くことないもん。』

「夢じゃない。都合がいいことって喜んでくれるのは嬉しいけれど、やっぱりヤダ~って音を上げるなよ?・・俺は毎日1回は抱きたい、エッチしたいって言い続けるからな。」

『へ?1日1回でいいんですか?』

「えっ、いいの?1日2回・・・3回でもいいの?・・朝まで毎日でも・・うん、朝まで毎日だな。真緒に二言はないよな。」

『ないですよ・・・一緒に毎日朝を迎えられる幸せがついてくるんですから。』

「あ~、明日も研究会あるけど、俺、もう無理だ。真緒、今夜のホテルの部屋、絵里奈さんに独占使用させろ。今夜は真緒を絵里奈さんのところに返せない。真緒でたくさんいちゃいちゃ充電したいから。」


岡崎先生をハンドセラピストとしてリスペクトしているかもしれない聴衆の皆さん
多分、知らないほうがいいです
ちょっと、いや、かなりエッチで、甘えんぼな岡崎先生の姿は・・・


『いいですよ。絵里奈はツインの部屋を喜んで独占使用してくれると思います。』

「あ~俺の部屋、セミダブルだった・・・」

『いいですよ。ぴったりくっついて寝ましょう~。』

「あ~、もう、俺、ホントだめ。今、俺の頭の中、破廉恥真緒だらけ。今夜の懇親会、断っておいてよかった・・・真緒、久しぶりだし無理するなよ?」

『その言葉、伊織さんにそっくりそのままお返しします!破廉恥真緒、もう無理って簡単に白旗掲げないで下さいね。』

「あ~さすが純夏さんの娘さん、痺れる・・・」


そんな彼はあたしだけがひとりじめします
やられっぱなしが大好物なあたしが!


「好きとか言うなよ。」

『えっ?今、それ言いますか?』

「愛してると言え。」

『愛してる~!!!』


誰もいなかった研究会スタッフ以外立ち入り禁止区域であたし達は大きな赤いバツ印のついた婚姻届を手にしたまま、愛してるという想いがいっぱい詰まったキスをして新たな一歩を踏み出した。









【Re:habilitaion study ~鬼指導教官にやられっぱなし?! 本当に完結☆】

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