新・詩と写真1「囁きがきこえる」
       

それは尖っていて 不気味なことばだった

空中にパッと舞い 

細かい破片となって全身に突き刺さる

あなたの冷たさにわたしは身震いしたけれど

そうさせたのは

きっとわたしね


わたしだったよね


 






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