ミルフィーユ王子はキュン死しそう
アメリ様の真ん丸な瞳が、
桃ちゃんを捉えて。
極甘笑顔で、ニコっ。
そのキラキラ笑顔。
私以外にも、見せちゃうんだ……
「あっ……あのっ」
「桃ちゃん、どうしたの?」
「えっ?
ああ……あの……」
「顔真っ赤だよ。
体だるくない? 熱っぽい?」
「ちちち……、違うんです」
「ん?」
「明日の朝……
この公園で、私と会ってくれませんか?」
「高校に行く前ってこと?」
「……はい」
「僕は構わないけど」
「私、雨璃さんに
良くしてもらうばっかりで
何もお返しができてないから……」