ミルフィーユ王子はキュン死しそう
私はこのまま幽霊として、
アメリ様のお傍にいてもいいの?
幽霊の私の存在が、
アメリ様と桃ちゃんの幸せを
壊してしまうんじゃないの?
わからない。
わからないから……
自分の気持ちを
吐き出すことしかできないよ……
私は自分の視線を、
目の前のギルアさんから
地面の水たまりに移す。
「私は、
ギルアさんの妻にはなれません」
「なぜですか?」
「私の好きな人は
アメリ様だけですので」
「……そうですか」
「……ごめんなさい」