今日も隣の席でぎゅっとして。 ❄
…え?
相可くん、出て行っちゃった?
でも鞄あるから待ってれば大丈夫だよね…。
残りの生徒達も教室から出て行き、一人になった。
わたしはふわふわの銀色チェックの膝かけをかけ、机に顔を伏せて静かに泣く。
…教室に戻ったら相可くんの話聞かずに帰るって思ってたくせに、
今、相可くんが戻って来なかったらどうしようって焦ってる。
カチ、カチ、カチ…。
教室の丸い時計の秒針が鳴り響く。