ドS王子に秘密を握られた

両思い

部活が終わり、
校門の前で高崎君が自転車を持って待っていてくれた。
「お待たせ。取り巻き大丈夫?」
「うん。彼女できたから、帰って。って言ったら帰った。」

「今日、俺ん家来てよ。一緒に勉強しよ。」
「うん。」
自転車の後ろに乗り、高崎君家へ行った。
大きな家だったけど、誰もいない。

高崎君の部屋は、あまり物がなく、モノトーンだった。
「殺風景な部屋。高崎くんらしい。」
笑った。

2人で1時間程、勉強した。
「ちょっと休憩しよ。」
「うん」
一息ついたため、休憩。
高崎君が飲み物を持って来てくれた。

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