独占欲つよめ王子は、私だけをとくべつ甘く溺愛したい。
「わかった。解放してあげる。今までごめんね。これからは翼が生えた鳥のように自由になって」
「ちょっと……俊!待って!?」
そのまま空き教室からふり返ることもなく、俊は私を残して出て行ってしまった。
「違う……よ……っ」
そんなこと、心じゃ全く思っていない。
ただ、私以外の女のコにふれてほしくなかっただけなの……。
ねぇ……俊。
ひとりにしないでよ……。