独占欲つよめ王子は、私だけをとくべつ甘く溺愛したい。
「ちょ、!?」
「よかったぁ……ほんとによかった……っ」
私は感激しながら、ぎゅっと抱きしめる手を強める。
「は、何が!ちょっと泣くな……」
けれど、俊はぎょっとしたような顔で、抱きあう体をすぐに引き離そうとした。
もしかして、事故にあって意識戻らなかったこと、わからないのかな。
でも、そんなのどうだっていい……。
ただ俊が目を覚ましてくれれば。