独占欲つよめ王子は、私だけをとくべつ甘く溺愛したい。
急に引き寄せられて、つよく両手で抱きしめられた。
……あぁ、この抱きしめられる感覚。
大好きな優しい香り。
ひさしぶりだなぁ。
「こわかった。ひとりで病院にいるのは」
「もう大丈夫だよ!私が来たでしょ?」
「うん。結々が来てくれて安心した」
「ほんと!?あ、お腹すいたよねっ。好きなの食べていいよ」
俊の前におにぎりを広げる。
おにぎり1つずつに、かわいいラッピングをしてみた。
いちおう味見はしたから、大丈夫だと思うんだけど……。
おいしいって、思ってもらえたらいいな。