独占欲つよめ王子は、私だけをとくべつ甘く溺愛したい。
「こ、これは違うのっ!!」
「もう僕がいるから大丈夫だよ。結々」
違うの──っ。
お願い……信じて!?
「……ダメじゃん。矢追くんの彼女なのに、あんたは何してんの。そういうのクズだよ」
「あぁ、俺はクズだよ……何度でも言えば」
どうしよう、どんどん違う方向に話が……。
「結々、帰るよ。こんな危ない家に長居してらんない」
「え……しゅ、俊っ!!待って……あ、」
手首をつかまれて部屋から出ると、そのまま玄関へと連れて行かれる。