独占欲つよめ王子は、私だけをとくべつ甘く溺愛したい。
カギが開いているのを知っているらしく、俊はなれた様子で中へと入る。
壁に寄りかかりながら、2人で窓の外を見つめた。
文化祭が終わったあとは、こうして毎年号令の打ち上げ花火がはじまる。
昔からカップルで見ると、“その2人は永遠に結ばれる”なんてジンクスがあるみたいだけど。
もし、ほんとうだったらすごくロマンチックだよね。
私もひそかに信じていたりする。
……俊は、このこと知ってるのかな?