HERO~先生の攻略法~
もしかしたら、秋は彼女にアクセサリーをプレゼントしたのかも知れない。


もう、秋に未練は無い。


ただ、彼女の事を考えると心臓がざわめく。


「やっぱり、本屋に行く!!」


雑貨屋から出ると、脳裏から秋との思い出を忘れると言い聞かせ歩く。


本屋に着くと気になる本を何種類か手に取った。


「先生が迎えに来るまで、これ読むんだ!」
「ねえ、くるみ」
「うん?」
「くるみは今幸せ?」
< 420 / 425 >

この作品をシェア

pagetop