お兄ちゃんが好き

付き合う

 夏休み中、亮と何度か会った。
 ごはん食べたり、買い物したり。
すごく楽しかった。
亮のこと好きだと、改めて思った。

「新学期から、一緒に学校行こう。
 帰りも。」
「うん。」

夏休みが終わり、新学期が始まった。
亮と学校に行った。

昼休み、
「まや、れな、
 実は、亮と付き合い始めました。」
「えー。そうなんだ。」
2人はテンション上がっていた。
「でもさー、まぁ、いつかは・・・って思ってたけどね。」
「そうなの?」
「だって、亮くん、咲良には特別ーって感じだったもんね。 それに、告白されても、断ってたよ。誰とも付き合ってないみたいだった。」
「そうだったんだ。」
「まあ、恋愛初心者の咲良にはわからんかったんだろうけど。」
「おめでとう。」
「ありがとう。」

帰り、亮が教室まで迎えに来た。
「咲良、帰ろう。」
「うん。じゃあ、またね。」
「バイバイ。」
まやとれなにあいさつした。

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