貴方の優しさに甘えてしまった
数日後の水曜日、
保育園に送り出した。
担任の先生は休みだった。
土曜日に、土曜保育をやっていて、順番に回っているため、平日休みが時々あるらしい。
「よろしくお願いします。」
送り出し、家に帰った。

掃除や洗濯をし、一息ついたところで、

ピンポーン
と鳴った。
「はーい。」
と出ると、響の担任の杉田先生だった。

「どうされたんですか?」
「石井さん、休みだから、家にいるかと思ってきてみました。」
「あっ、どうぞ。」
中に入っていただいた。

ソファーに座ってもらい、コーヒーを出した。
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