君のこと、釣ってもいいですか?
第二章
「笑咲。」

詩くんが私を呼ぶ。

「何ですか?」

「今日も待ってる。」

待ってる場所はいつもの所。

「こんにちは!」

私が話しかけると

4人は振り返る。

「「おかえり!」」

大翔くんと結珠くんは

笑顔でそう言ってくれる。

「早かったな。」

朔くんがそう言った。
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