そろそろ喰ってもいい頃だよな?〜出会ったばかりの人に嫁ぐとか有り得ません! 謹んでお断り申し上げます!〜
***
「あ、あのっ、ところで……み、水着とかないですかね?」
背中を流すとなると濡れてもいい格好に着替えておいた方がいいと思うの。
そう思って聞いたら、「俺好みのきわどいビキニなら」と言われて、即行で却下する。
この屋敷に移されている荷物の中にあるかどうか定かではいけれど、私、高校生の頃に着ていた水着を捨てずに持っていたはず。
「じゃ、じゃあ荷物の中を探してあったら、高校生の頃に授業で着ていた水着を持ってきてもいいですか?」
さぁさぁと急かされるように背中を押してくる手からサッと逃れると、頼綱……坊ちゃま?の方を見つめながらジェスチャーで先ほど私の荷物が運び込まれていた洋室の方を指さす。
私の質問に、よ、りつ、な……ってば「それはもしかして濃紺一色とかのアレだったりするのかな?」とどこかソワソワした様子で聞いてきて。
「え? 確かに濃紺ですけど無地じゃないです。両サイドに白のラインが2本ずつ、入ってますよ?」
アレって、何ですかね?
「あ、あのっ、ところで……み、水着とかないですかね?」
背中を流すとなると濡れてもいい格好に着替えておいた方がいいと思うの。
そう思って聞いたら、「俺好みのきわどいビキニなら」と言われて、即行で却下する。
この屋敷に移されている荷物の中にあるかどうか定かではいけれど、私、高校生の頃に着ていた水着を捨てずに持っていたはず。
「じゃ、じゃあ荷物の中を探してあったら、高校生の頃に授業で着ていた水着を持ってきてもいいですか?」
さぁさぁと急かされるように背中を押してくる手からサッと逃れると、頼綱……坊ちゃま?の方を見つめながらジェスチャーで先ほど私の荷物が運び込まれていた洋室の方を指さす。
私の質問に、よ、りつ、な……ってば「それはもしかして濃紺一色とかのアレだったりするのかな?」とどこかソワソワした様子で聞いてきて。
「え? 確かに濃紺ですけど無地じゃないです。両サイドに白のラインが2本ずつ、入ってますよ?」
アレって、何ですかね?