この恋の結末は
「頼ってばっかじゃない、むしろ遠慮ばかりだよ。でも、俺、言わなかったけ?絶対に離さないって。忘れた?忘れたら言って何回でも言う。愛菜が不安でいっぱいになる前に、だから、だから、これから先も一緒にいよ?このまま別れるなんて選択し絶対ないから。今回のせいで俺寿命縮んだ、愛菜責任取ってずっと一緒にいて、好きだよ、愛菜、愛してる」
「え、まって、」
「返事は?”はい”は?はいしか受け付けてないからね。」
「まってって、私、大阪行かなきゃいけないんだよ。遠距離とか自信ない。だったら、」
「愛菜、話聞いてた?俺は絶対に別れないから。遠距離?それが何?毎日電話しよ。週末は会いに行く。たまりまくってる有給使って愛菜と一緒にいる。別れるなんてありえないから、別れるなんて考えないで」
「わかった。」
「よし、仲直り。絶対に離さないから覚悟決めといてね。愛してるよ。愛菜」
そう言うと優君は満足そうに笑いかけ私を抱きしめた。
久々の感覚に安心したのか涙があふれだす。気づかれないように、私もそっと力を込める。
この腕の中が一番安心して帰ってきたいところだった。
「安心したら、おなかすいてきた。愛菜、なんか作って。」
「残り物しかないや、」
「残り物でいいよ。これからのこと決めよう。俺の気持ちが全然伝わっていないみたいだからこれからはうざいくらい過保護に甘やかす。だから愛菜も自分の気持ちには正直に話すこと、」
「うん。わかりました。」
「よし、お利口さん。夕食、俺も手伝う。」