君とベビードール
「先生は、1日のうちで、あたしのことを考えてくれる時間は、あります…か?」
上目遣いで尋ねたあたしを、きょとんとした顔で眺めた先生は、一瞬で笑顔になった。
それはもう、花が咲くような鮮やかさで、その笑顔にあたしはまた、恋をする。
「そんなのは、簡単だよ。いつも。いつも君のことを考えているよ。」
あたしの頭を撫でてくれた。
「しかし、君は、ときたま恐ろしいほど、可愛いことを言うね。」
僕はおかしくなりそうだ。って、微笑んでくれた先生。