君とベビードール
「先生!早く服を着てください!!」
後ろを向いたまま叫んだあたしに、
「はい、はい。」
ゆっくり返事を返す先生。
「ほら。もう大丈夫だよ。」
先生の言葉に振り返った、あたし。
「で?君は僕に、どんなしるしをつけてくれるの?」
余裕で微笑む先生。
首筋じゃあ、いかにもだし…。
悩んだあたしは、先生の手を取って、手の甲にくちづけた。
そのまま、跡がしるしが残るように、強く吸う。
出来たのは、パープルのあたしのしるし。