大瀬良くんはクールな王子様。

最悪な初めまして

……ん、ここ……どこ……?



「……」



わっ……!?



目が覚め、瞳を開けるとそこには黙ったままの……イケメンさん。



だ、誰……っ!?



日焼けを知らない小さな顔に、無気力な瞳。



薄い唇は、見ているだけで吸い込まれそう。



かっこいいけど……本当に、ここどこ……?



「リビング」



「へっ!?」



イケメンさんが突然口を開くものだから、びっくりして変な声が出てしまった。



というか、なんでどこか知りたいのかわかったのっ……。



「あ、ありがとうございましたっ……」



とりあえず、お礼を言って、寝かされていた状態から体を起こす。



早くここから出ていかないとっ……!



ぺこりと一礼して、家を出ていこうとすると、後ろから大きな身体に包まれた。



「っ……!?」



な、なんで、抱きついて……。
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