俺のボディガードは陰陽師。〜第七幕・悪魔の愛〜
Re:play 俺のボディガードは最愛の人。

帰ってきた陰陽師





何はともあれ。
なずなが、フィリピンから帰ってきた。



なずなの父、音宮のおじさんが天に召されてから葬儀や当主継承の儀から、この事を実母へ報告するためフィリピンへ旅立ち。

実に一カ月半。

ようやく、戻ってきたのだ。



そして、その帰還は俺を盛大に驚かす、ただそれだけのために。

俺にだけ内密に、俺の周りにいる忠晴や親父にだけこっそり連絡して、サプライズにこそこそどーんと登場したのだ。

知らされてない俺はもちろん驚く。サプライズ成功?

親父も母さんも忠晴もみんな、俺には秘密にしてたわけ?性格悪っ!



……とはいえ、なずなの帰還。嬉しいものは嬉しいわけで。

この後、うちにヤツを呼んで帰還焼肉パーティー企画もしてくれたし、忠晴の車に乗って一緒に帰れるみたいだし。そこは不問にしてやろう。ふん。




そういうわけで俺たちは、学校のみんなやメイドのフィリピンおばちゃんたちと現地でお別れ。

なずなを連れて、忠晴の運転する車で直帰した。

まだ夕方前。親父もまだ帰ってきてない。忠晴の話によると、なずなと共に帰ってきた菩提さんも後ほどここに合流するらしい。他にもお客様が来るとか。

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