幼馴染との恋!?~幼なじみの甘い溺愛~
「離せ」

ベリッ、と勢いよく莉子ちゃんを離した海斗くん。

「あ……海斗。 いたのねっていうか離さないでくれない?」

「……」

「相変わらず独占欲強いわね」

独占欲……って?

「あ、どうぞ上がって……!」

玄関で話してたことに気づき、声をかける。

「ありがとう!」

靴を丁寧にそろえる莉子ちゃん。

「莉子って以外に几帳面なんだね」

い、以外……。

「以外にって何よ。 あ、はい。 あいちゃんにプレゼント」

「あ、ありがとう……でも今日って何もないよ?」

「何もないけど……あげたくなったの」

「……ありがとう! 開けていい?」

「うん、いいよ」

莉子ちゃんに許可をもらいプレゼントを開ける。
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