結婚か夢

別れ

自宅まで、送ってもらい、
「ありがとう。楽しかったよ。」
「ありがとう。」
最後にギューッと抱きしめてくれた。
涙がでたが、すっきりしていた。

私には、両立させることはできなかったし、ゆういちくんが夢を叶えるまで待つという選択もできなかった。

私たちは、それぞれ、別々に歩いて行くほうがお互いのためでもあった。
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