4人のお兄ちゃんは王子様!?
≪琉生side≫
琉「ん……」
目が覚めると体はだいぶ軽くなっており腕には点滴が繋がれていた。
太「おー起きたか。おはよう。」
琉「太陽…来てたのか。」
太「大雅と結衣ちゃんが心配して連絡くれたんだよ。今どき珍しいぞ~往診なんて。」
琉「だな…。悪かった。」
太「そこはありがとうだろ~?アホが。」
そう言うとパチンとデコピンをしてきた。
琉「結衣は体調大丈夫そうか?」
太「気圧の変化は喘息悪化しやすいからな。」
琉「あと今日ビショビショに濡れて帰ってきた。それに…最近よく笑ってるんだよ、あいつ無理してるのかもしれない。」
太「それを元気になったって捉えることは出来ねぇの?」
……たしかにそうだ。
太陽が言ってることは間違えていない。
でも何か引っかかるんだ。
太「とりあえず今は自分の心配でもしてろ。普段熱なんて出さないから結構辛いだろ。」
琉「そうだけど…。」
結衣を見てるとどうしても思ってしまう。
なんで未結を助けられなかったんだろうって。
俺なんかよりもよっぽど周りに好かれ、愛され、生きる価値あったのに。
俺が未結を殺したも同然なんだ。
太「まぁぶっちゃけさっき結衣ちゃんの音聴いたけど…多分喘息だと思う。詳しい検査してみないと分からねぇけど。」
少し深刻な表情でそう言った。
やっぱりか。
あいつのことだから無理して大丈夫と受診しなかったんだろう。
太「ていっ!!」
俺が少し考え込んでいると頭を思い切り叩いてきた太陽。
琉「痛……」
太「確かに結衣ちゃんは未結ちゃんに似てるよ。でもそれだけだ。心配ならはやく体調治して結衣ちゃんに検査の説得をすることだな。」
琉「わかってる。」
太「今は具合が悪くて気が滅入ってるだけだ。とりあえず少しは落ち着いたみたいだし、俺はもう帰るからな。」
琉「ありがとう。助かった。」
それだけ言うと太陽は部屋を出て行った。
何俺は悲観的になってるんだ。
はやく治して結衣を見守れるようにならないとな。
あと…検査の件も……
きっと嫌がるだろうな。
琉「ん……」
目が覚めると体はだいぶ軽くなっており腕には点滴が繋がれていた。
太「おー起きたか。おはよう。」
琉「太陽…来てたのか。」
太「大雅と結衣ちゃんが心配して連絡くれたんだよ。今どき珍しいぞ~往診なんて。」
琉「だな…。悪かった。」
太「そこはありがとうだろ~?アホが。」
そう言うとパチンとデコピンをしてきた。
琉「結衣は体調大丈夫そうか?」
太「気圧の変化は喘息悪化しやすいからな。」
琉「あと今日ビショビショに濡れて帰ってきた。それに…最近よく笑ってるんだよ、あいつ無理してるのかもしれない。」
太「それを元気になったって捉えることは出来ねぇの?」
……たしかにそうだ。
太陽が言ってることは間違えていない。
でも何か引っかかるんだ。
太「とりあえず今は自分の心配でもしてろ。普段熱なんて出さないから結構辛いだろ。」
琉「そうだけど…。」
結衣を見てるとどうしても思ってしまう。
なんで未結を助けられなかったんだろうって。
俺なんかよりもよっぽど周りに好かれ、愛され、生きる価値あったのに。
俺が未結を殺したも同然なんだ。
太「まぁぶっちゃけさっき結衣ちゃんの音聴いたけど…多分喘息だと思う。詳しい検査してみないと分からねぇけど。」
少し深刻な表情でそう言った。
やっぱりか。
あいつのことだから無理して大丈夫と受診しなかったんだろう。
太「ていっ!!」
俺が少し考え込んでいると頭を思い切り叩いてきた太陽。
琉「痛……」
太「確かに結衣ちゃんは未結ちゃんに似てるよ。でもそれだけだ。心配ならはやく体調治して結衣ちゃんに検査の説得をすることだな。」
琉「わかってる。」
太「今は具合が悪くて気が滅入ってるだけだ。とりあえず少しは落ち着いたみたいだし、俺はもう帰るからな。」
琉「ありがとう。助かった。」
それだけ言うと太陽は部屋を出て行った。
何俺は悲観的になってるんだ。
はやく治して結衣を見守れるようにならないとな。
あと…検査の件も……
きっと嫌がるだろうな。