魔法の恋の行方・ドラゴンのヘタレ純愛・シリーズ6(グラゴールとエリィ)
グラゴールは、
食堂の衝立の隙間から
のぞきながら、エリィが来るのを待っていた。

昨日も可愛らしかったが、
今日は・・・どうだろうか。
自分の選んだドレスは、
気に入ってくれただろうか。

エリィが食堂の扉を開けて
入ってきた。
それはまるで、
ピンクの花の妖精のようだ。

グラゴールはエリィの姿を見て、
ほうっとため息をついた。
たくさんの花であふれ・・
その中央にふんわりと座る姫君。

「今日は
私がご一緒させていただきます」
そう言って、
アンナが横に座った。

アンナは決意していた。
はっきりさせなくてはならない。

のぼせあがっている
旦那様の頭を冷やすには・・・・

ショックを受けるなら、
早い方がいい。
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