夏の風


あたしは慌てて陽斗の顔を覗き込んだ




嘘…ではなさそうだ




ホテル…


まぁ…付き合ってれば当然だよね




初めてを陽斗と…




そんなあたしの心の葛藤を余所に




「土曜日さ昼頃、俺の家まで迎えに来いよ
駅で待つより良いだろ?」




「迎えに行くの??」





陽斗の考えはイマイチ良くわからない







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