夏の風


「丈流くん…?」



腕枕をしながらあたしの髪を撫でる丈流くんにそっと話しかける



「ん?」



丈流くんの優しい声に…



「丈流…くん…?」



「どうした?どこか痛いか?」



丈流くんの優しい言葉に




涙が溢れる…




「丈流くん……好き…」




「…亜耶…また会いに来るからな」




あたしは丈流くんの腕の中で何度も何度も頷いた








X'masの夜、あたしと丈流くんの不思議な関係が始まった







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