夏の風

ぶつける想い



翌日、バイトに行くと既にラブラブの翼くんとチカちゃんがいた 



二人は、一日中幸せオーラ全開で、あたしはそのオーラに酔いそうだった 


バイトが終わると二人は辺り一面に幸せオーラを残しつつ帰っていった 



「何か…あの二人凄いね」


サスガに絵里も唖然としていた 


「だから、とっととくっ付けば良かったのにモタモタしてたんだからイヤになるよね〜!」



メグは完全に呆れた様子だった 



「まぁ、二人のことはほっといて今日はどこでお茶する?」


あたし達はバイトが終わると決まってどこかでお茶したり、誰かの家に遊びに行っていた 



「亜耶…ごめんっ!あたし今日はマーくんと約束あるんだ…」


絵里は本当に申し訳なさそうに言った


マーくんは絵里の中学生の頃から付き合っている彼氏でもう3年目になるらしい 





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