塩彼氏の愛④ ドッキリ編
「何言ってるの?ユンちゃん。
私達付き合ってるんだよ!恋人同士なんだよ?
とっくに覚悟決まってるからね、私は…」



「えっ!?嫌じゃないのか?」



「嫌なわけないでしょ?!」



「…怖くはないか?」


「ユンちゃんとなら、何が怖い事があるの?
えっ? でも…
その 乱暴にするのが趣味なの?」


「そんな趣味あるか!
優しくしたいとは、思ってる…けど」



「私はそんな事よりも、変に気を遣われて
避けられてる方が何倍も嫌だよ!」



「そっか、じゃ、抱きたい…」



「うん」



「そっち行ってもいいか?」



「えっ!今?!!」



「雰囲気的にはそうなるよな…?」



「そういう事って
自然とそうなるものじゃないの?」



「…そうなのか?
でも、俺、もう耐えられそうもないんだけど…」



そこからはもうユンちゃんのペース。



私は今日ユンちゃんに身も心も捧げたのでした。



ユンちゃんは最後まで私の身体を気遣い
腫れ物に触るように優しかった。


ただ


でも


ただ……



「いいいったぁーーーいっ!!」




「ご、ご、ごめん、最初は耐えてくれ!!」

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