桜を木の下で
第2の人生

プロポーズ

28歳の春。
 私は相変わらず、仕事を一生懸命やっていた。6年目にもなっており、委員会や実習教育等やっていて、忙しかった、、

 桜は、この年もピンク一色でキレイだった。私の心はhappy一色なのと一緒だった。

 颯太が、3月末に帰って来ることになった。イタリアでの契約満了と共に、地元のチームに戻ることを選んだようだ。

 なぜ、そうしたかは聞かなかった。颯太自身が選んだことに何か言うつもりはなかった。

 4月になり、颯太が帰ってきた。
「ただいま。」
「おかえり。」
また、一緒に住み始めた。
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