【完】溺愛体質の彼は私に好きと言わせてくれない
「いいよ」
昴が差し出した手に自分の手を重ねた依乃里は、その手をぎゅっと握った。
「私の気持ちがこの手を通して昴さんに届きますように」
それに安心感を抱いた依乃里は左手を繋いでいる昴の左腕にそっと添えた。
「そんな事しなくても伝わってるよ。依乃里の気持ち」
握り返した手は今までの二人の想いがその手から溢れていた。
最初は離すことなった手だけど、こうしてもう一度繋ぐことが出来たのは二人がお互いを想いあっていたから。
『今日のイベント配信はここまで!最後に、明星くんからお知らせがあります』
お知らせ?次のイベントの日程とかかな?それとも今後の大切な情報?
『皆さんにお知らせがあります。俺、明星タイムはしばらくの間、活動を休止することを決定致しました』
え?八雲くんが活動休止?
昴が差し出した手に自分の手を重ねた依乃里は、その手をぎゅっと握った。
「私の気持ちがこの手を通して昴さんに届きますように」
それに安心感を抱いた依乃里は左手を繋いでいる昴の左腕にそっと添えた。
「そんな事しなくても伝わってるよ。依乃里の気持ち」
握り返した手は今までの二人の想いがその手から溢れていた。
最初は離すことなった手だけど、こうしてもう一度繋ぐことが出来たのは二人がお互いを想いあっていたから。
『今日のイベント配信はここまで!最後に、明星くんからお知らせがあります』
お知らせ?次のイベントの日程とかかな?それとも今後の大切な情報?
『皆さんにお知らせがあります。俺、明星タイムはしばらくの間、活動を休止することを決定致しました』
え?八雲くんが活動休止?