【完】溺愛体質の彼は私に好きと言わせてくれない
昴はその場に倒れた。






元から風邪気味だった昴は長時間寒空の中で依乃里を待っていた為、身体が冷えきって熱が上がってしまった。







倒れてから五分後、会場から走ってきた依乃里が待ち合わせの場所に到着。







倒れている昴を心配して辺の人が集まっていた。






依乃里はそこに昴がいることに気づき、そばによる。







「昴先輩…!先輩、しっかりしてください!」






「榛名…ちゃん。ごめんね。体調崩しちゃったみたいなんだ…。うつると大変だから早く、家に帰って………」
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